後知恵バイアスだが、西野さんの覚悟を想像してみました。

ポーランド戦のボール回し、賛否両論だと思います。
そこで語られている話題の一つに
「西野監督の覚悟」があると思います。

「あのボール回しは僕の指示です」
「選手に謝りました」

とニュースでつ会えられてます。

これは、就任のときのゴールが「予選突破」にあったと推測します。そのためにはどんな手段も取る、という覚悟があったのでしょう。

さえて、後知恵ですが、こういう流れではなかったのでしょうか?

遡ること2ヶ月前、ロッカールームの雰囲気とハリルの様子を見てサッカー協会は
「このままでは全敗しかねない」
と想像したと思います。

つまり、無意識に「予選落ちという最悪のシナリオのプレモータム」を行った。

そこで逆算して対策を考えたのではないでしょうか?
そこでは、最悪の未来のシナリオをしがらみなく議論した。(何しろ、当事者の監督なしでやったはずなので感情的バイアスも多少は開放されていたと思う)
その結果、2ヶ月前に監督交代、パスサッカーの復活、コミュニケーションの重要性、ベテランの採用、を選択した。これは、現状のチームの「穴」を塞ぐ最短距離になった。
でしょうか。

一方、このむしろ時間遅れのアクションについての突っ込みどころは、

スポンサーの忖度による圧力、ボスの空気感、などがあると思います。そして、
西野さんがとった手段は、「選考バイアス」で選択ができない、現状を維持してしまう、
により、
「ハリルのようなビジョンにもとづいて選択できない」
「スポンサーやボスに忖度した」
「ベテラン(ビッグネーム)を選んだ」
そして、単にラッキーだった、というポイントでしょう。

さて、この2つの見方の違い(西野さんが、最悪のシナリオに基づいたか、それとも単に忖度したか)のうち、どちらを選択したか)が見て取れたのがポーランド戦の最後のボール回しだった、と思います。

西野さんの「プレモータム」では予選敗退のシナリオを潰すための対策を練った、でありました。なのでこれを避けるためにあらゆる問題点を潰す覚悟があった、ということです。だから迷いなく、あのような手段、ボールを回す、をとった。ではないでしょうか?

もし、「忖度」ベースの場合、スポンサーやメディアの評判が全てのハズなので、あそこで迷った可能性があります。

などと勝手に邪推してみました。

ともあれ、プロのサッカーコーチとしては、ワールドカップで予選を突破して次の試合に挑むことは、ものすごく名誉であり、人生をかけてもチャレンジすることなのでしょうね。

ベルギー戦が楽しみです。