私もそうだった。小学校の頃、夏休みの宿題はだいたい八月三一日になってようやく手をつけていた。場合によっては九月に入ってやっつけていた。お陰ですごい手抜きだ。もちろん先生からは呆れられ、点数は良いわけがない。
両親からは「あなたがだらしないから」と繰り返し怒られた。
確かにシャキッとした子供ではないことを認める。でも、学校の七割の男の子は同じじゃなかったかな。

すると、これって自分だけの欠点ではないのじゃないのでは?子供心にそう思った記憶がある。
そう。これは心理学用語で「現在バイアス」というものだ。行動経済学のダン・アリエリー教授が著書「予想通りに不合理」の先延ばしの問題と自制心に関する章で述べている。
人間というものは、将来にすることより、今の楽しみを重視する本能的な傾向がある。
例えば、一ヶ月後の宿題を今やるより、今日楽しい事を選択してしまうのだ。困ったことに本人はそれを認識していないし、正当化したがる。
学生が試験が近いのに友達からの魅力的な誘惑に勝てず「青春は一瞬だ、だから今を大切にしよう」と自分に言い訳して徹夜で遊び回る理由はこれだ。 (この時間と欲望が待てるかの関係はジョージ・エインズリーテンプル大学教授(臨床精神医学)が2001年に「双曲割引」として示している) しかし、学生の中にはきちんと準備をして、断るときは断り、いつも成績が良い優等生もいる。この差は何なのだろうか?
両親からは「あなたがだらしないから」と繰り返し怒られた。
確かにシャキッとした子供ではないことを認める。でも、学校の七割の男の子は同じじゃなかったかな。

すると、これって自分だけの欠点ではないのじゃないのでは?子供心にそう思った記憶がある。
そう。これは心理学用語で「現在バイアス」というものだ。行動経済学のダン・アリエリー教授が著書「予想通りに不合理」の先延ばしの問題と自制心に関する章で述べている。
人間というものは、将来にすることより、今の楽しみを重視する本能的な傾向がある。
例えば、一ヶ月後の宿題を今やるより、今日楽しい事を選択してしまうのだ。困ったことに本人はそれを認識していないし、正当化したがる。
学生が試験が近いのに友達からの魅力的な誘惑に勝てず「青春は一瞬だ、だから今を大切にしよう」と自分に言い訳して徹夜で遊び回る理由はこれだ。 (この時間と欲望が待てるかの関係はジョージ・エインズリーテンプル大学教授(臨床精神医学)が2001年に「双曲割引」として示している) しかし、学生の中にはきちんと準備をして、断るときは断り、いつも成績が良い優等生もいる。この差は何なのだろうか?
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