仕事の会議などでいませんか?こういう人。特に幾つかアイデアが出て、意見が割れてしまったり、責任が生まれそうな案件の場合、必ずこういう結論になりません?
これは人間の心理的傾向で「オプション選好性」と言うものだ。(カーネマン著、「予想通りに不合理」から)
人間は選択を残しておきたいという不合理な欲望があるのだ。

例えば、レストランで料理を決められない女性。時間も無駄にし、食事の楽しみも犠牲になりかねない。ウエイターは何度も注文伺いにやってくる。でも決められない。同席した友達も「またか」という顔でみている。さっさと決めてしまえば早く食べれるし、ウェイターも友達もイライラしなくて済む。でも・・・やっぱりアレもこれも美味しそうだ。

さて、これの問題点は「決断しないことによる悪い影響」を無視していることだ。現状維持する、先送りにする、などだ。こうすると、決断しないことにより、問題が起こす影響x時間=結構な損害の量、という結果になってしまうのだ。そして問題が顕在化した後に対応するとすると更に時間と手間がかかる、という悪循環を産んでしまうのである