久しぶりに出かけた。高速を使い、富士急ハイランドに行った。渋滞に捕まるのがいやだったから3時半に現地を出発。そして、小仏トンネルから15kmの渋滞に捕まり、今度は八王子から10km・・・散々だった。
春休み、行楽日和、渋滞情報をネットで調べなかったのかい?

もちろん、自分はそこまでアホでない。昨日のうちにまず、道路公団のサイトをチェック。なんと3時半から7時まで渋滞の可能性あり、とのこと。3時半なんてそんな早い時間に起きるわけないじゃないの、それ以前に現地を出たら遊んでいる時間がなくなってしまう。
今度はナビタイムで日時を入れて検索して見た。普通の所要時間が出てくる。「そうだよな、ナビタイムのほうがきちんと計算しているというよね」
「道路公団のサイトはあまりに大雑把だよ。大体の傾向を書いているに違いない」
こう考え、今日は現地を3時半にでてすっかり渋滞の餌食になってしまったと言うことだ。これはまさしく、「確証バイアス」だ。
(カーネマン「ファストアンドスロー上巻147ページ参照)
自分に都合の良いストーリーに基づき(いい天気の遊園地でたっぷり遊びたい)、信頼すべき情報ソースを取捨選択してしまう(道路公団の情報〜これ、信頼できるはずなのに・・〜ではなく、さっと検索したナビタイムの結果に飛びつく)という人間の判断システムのことだ。

わかっちゃいるつもりだが、やすやすと引っかかる。道路公団はその道(まさしく)プロだ。客観的に見ても虫できない情報を提供しているはず・・・にも関わらずだ。

きっと「プレモータム」的に、最悪のシナリオ、渋滞の餌食になる、という結末から考え、この二つの情報ソースを比較すれば自ずと結論は出る。そう、道路公団の情報はないがしろにできないのである。